
この11月で丸2年を迎える「せいや」
居酒屋ダイニング「せいや」を営む鮫島さんが料理人を志したのは、高校受験のころまで遡る。
「私立に行かせてもらう以上、なにか手に職をつけて両親に恩返ししたいと思いました。どこを受けようか探していたところ、ちょうど料理を学べる高校を見つけた。3年間勉強して調理師免許が取れる仕組みだったので、私には最適でしたね」
共働きの両親とふたりの姉に囲まれて育った彼は、家で台所に立つこともしばしばだったという。すなわち、料理の道へ進む素養は自然に備わっていたのだった。
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地域に根ざしてご活躍をされている店主の方々へのインタビューをお届けします 第3回 宮前村の台所 せいや 店主 鮫島さん
この11月で丸2年を迎える「せいや」 居酒屋ダイニング「せいや」を営む鮫島さんが料理人を志したのは、高校受験のころまで遡る。 「私立に行かせてもらう以上、なにか手に職をつけて両親に恩返ししたいと思いました。どこを受けようか探していたところ、ちょうど料理を学べる高校を見つけた。3年間勉強して調理師免許が取れる仕組みだったので、私には最適でしたね」 共働きの両親とふたりの姉に囲まれて育った彼は、家で台所に立つこともしばしばだったという。すなわち、料理の道へ進む素養は自然に備わっていたのだった。
棚にはキープされたボトルが所狭しと並ぶ 料理の腕前を磨いた彼には、しかしひとつだけ課題が残されていた。「接客」である。 「日本料理店ではいつも厨房に立っていましたから、レジの使い方やホールの段取りなど、まったく知りませんでした。でも自分で店をやるためには、接客は不可欠。ですから開店前の1年間は、居酒屋に勤めてホールの仕事を学びました」 こうして料理と接客という飲食店には欠かせない両輪を携えた鮫島さんは、満を持して30歳で独立を果たした。開店を聞きつけた地元の知り合いをはじめ、宮前区で働く社会人やこの地域に暮らす人々など客層はさまざまだ。落ち着いた店の雰囲気ゆえだろう、女性客も半数ちかくを占めるという。
県下ではここでしか飲めないという 「おかげさまで最近はボトルキープも増えてきました。接客しながら料理をつくるのは正直、大変な面もありますが、それ以上に楽しい。たくさんのひとと触れ合えるいまのスタイルが、私には一番合っていると思います。『美味しい』と言っていただけたときが何よりもうれしいですね」 「店を開くならこの街しかない」と心に決め、店名に「宮前村の台所」と冠するほどに、地元をこよなく愛している。生まれ育った地域に支えられながら、一方で地元に恩返しをすべく、32歳の若大将は今日も包丁を握る。 取材・文◎隈元大吾 宮前村の台所 せいや
住所:〒216-0007 川崎市宮前区小台2-7-19 ニューラポール1階 電話番号:044-855-3322 ファックス番号:044-855-3322 営業時間:17:30〜24:00 定休日:月曜、第3日曜 *変更もございますので詳しくはお問合せください。 |