このページの先頭です

まいぷれと宮前区が一緒に!みんなで作る市民サイト。




まちを知る|路傍の晶

TOPページ > まちを知る > 

路傍の晶:第18回 ワインセラー「ノムリエ」 石原さん 近藤さん

ここからローカルナビゲーションです ここから本文です

地域に根ざしてご活躍をされている店主の方々へのインタビューをお届けします

  • バックナンバー
  • 前のページへ戻る

第18回 ワインセラー「ノムリエ」 石原さん 近藤さん

お店を開放する日には、石原さん(左)や近藤さんらが丁寧にアドバイス

お店を開放する日には、石原さん(左)や
近藤さんらが丁寧にアドバイス


 奇妙な光景といえば、たしかにそうかもしれない。酒類や食品を扱うパスポート本店脇の階段を上っていくと、突き当たりの一角にさながらヨーロッパの路地裏を思わせるランプが掛かり、その奥ではウッドデッキが訪問者を待っている。コンクリート造りの店とは違い、そこだけは壁も奥の扉もすべて風合い豊かな木製だ。そして建物の中2階に位置するこの入り口をくぐった先に、ワインセラー「ノムリエ」はある。

40坪ほどの広いスペースには木の香りが漂い、室内の温度も均等に18度前後に保たれている。「ここは自分たちが直接海外から買い付けたワインをストックする場所です」ノムリエを取り仕切る石原さんは、セラーを造ったいきさつをこう話した。
「我々が海外からワインの直輸入を始めて10年以上経ちますが、これまでは外部や自社の倉庫にまとめていました。倉庫の引っ越しを機にこのセラーを造ったのが2年前。やはりいいワインは手もとに置いて大事にしたいですからね」

ワインを運ぶ際に使う木箱が、ノムリエの風合いを豊かにしている

ワインを運ぶ際に使う木箱が、
ノムリエの風合いを豊かにしている


 実際、石原さんたちは年に数回、海外の生産者たちのもとへ足を運び、買い付けを行なっている。フランスやドイツ、イタリアなど、ヨーロッパを中心に回り、セラーのストックはおよそ1万本にも及ぶという。いずれも自らの足で稼いだ賜物なのである。

 石原さんは言う。
「現地に行かなくても、ワインを手に入れることはできます。でも実際に足を運んでテイスティングし、生産者の方とコミュニケーションを図ってこそ知れることも多い。生産者のこだわりもさまざま。ワイナリーのオーナーの考えを伺い、畑をじかに見たりしながら集めてきたワインがここにあります」


温度管理のなされた店内。ジャズも流れる空間はまるで別世界のよう

温度管理のなされた店内。
ジャズも流れる空間はまるで別世界のよう


もちろんストックするだけではない。1年前よりセラーを月に一度、定期的に開放するようになった。客足は次第に増え、リピーターも多い。「ここは月に7日間しか開けませんが、接客販売を行なっています。ワインを熟知した社員が集まり、お客様とお話しするというスタイルです。ですから、何でも訊いていただければ、きっとその方が飲みたいと思われているワインをお奨めできると思っています。いろんなタイプのワインがありますし、きっと好みに合うワインが見つかるはずです」そう言って、石原さんは笑みをこぼした。

「以前に来てくださったお客様にまたお越しいただいたときはうれしい」と石原さんが喜びを語れば、ワインアドバイザーの資格をもつ近藤さんも、「毎月用意している自分のお奨めのワインを喜んでもらえたときはやはりうれしいですね」と笑顔を見せる。来る7月7日には、ワインをはじめ知る人ぞ知る日本酒や焼酎を扱う店舗もグランドオープンする予定だ。店名には、「ノムリエ」の名を冠するという。取引するワインの生産者と同様、ワインに対する彼らのこだわりも並大抵ではない。ほかでは見られない「挑戦」という彼らの杯が乾くのは、まだまだ先のようだ。



取材・文◎隈元大吾
ワインセラー「ノムリエ」

住所:〒216-0011  川崎市宮前区犬蔵1-23-13
電話番号:0120-490-601
営業時間:10:00〜19:00
毎月1日〜7日の1週間に限り営業
(パスポート本店、業務スーパーは 8:00〜22:00)
定休日:(パスポート本店、業務スーパーは年中無休)

関連情報


ここからサイト情報です

Copyright (C) since 2000 Future Link Network Co.,Ltd. All Rights Reserved.

ページの先頭へ戻る