
宮前ハンズで作成した様々な自主製品
1992年、川崎市精神障がい者家族連合会が、精神障がい者家族が日中働き集える場所を求めて、地域作業所「宮前ハンズ」を設立しました。当時、宮前区で初めての精神障がい者のみの作業所としてスタート、宮前区の精神福祉関係者が集まる機会にも繋がりました。その中から地域で暮らす精神障がい者の方々への支援活動を行なうことを目的とした、任意の市民団体「宮前区の精神保健と福祉を考える会」(後の愛称を「アピエみやまえ」と称するようになりました)が誕生しました。 その後2001年に法人格を取得し「社会福祉法人アピエ」となった同会は、現在、地域作業所、グループホーム、相談支援事業所という組織に分かれ、さらに強力に恒久的に精神障がい者の方々を支援していく団体として活動を行っています。 【精神障がい者が利用者として通う、地域作業所】 1992年の設立以降、独立した作業所として存在していました「宮前ハンズ」は、2004年にアピエの一員として再スタートを切りました。ステンドグラスやはがき絵といった自主製品製作と、個人が行いたい事を、常勤・非常勤のスタッフがサポートしながら行う個人プログラムを中心として活動しています。他にも精神障がい者専門の知識を持った、ボランティアグループ「ボランタス花の木会」による漢字教室、楽しく交流できる作業所外でのイベントなども行われています。

トゥーランプラン宮前で 手作りされたクッキー
「トゥーランプラン宮前」は1996年に二ヶ所目の作業所として開設されました。この名前は『明るく、のんびりと』という意味の言葉を合わせた造語で、作業所の様子を表す名前になっています。自主製品として、国内産原料のみを使用したクッキーの製作を行っています。甘い香りが漂う作業所では、ボランティアの指導の下、利用者が出来る範囲で作業を行い、常勤のスタッフが暖かい目で見守っています。他にもコーヒーや日本茶も販売しており、徒歩や車での配達作業を利用者が行う事で、責任感や自信を持てるようになるそうです。

宮前ハンズで働く利用所の笑顔
【地域での一人暮らしを支える、グループホーム】 「RUMAH(ルマ)・りおん」(1994年設置・7名入居)と、「RUMAH(ルマ)・セシエン」(1998年設置・7名入居)は、病気や障がいを抱えていながらも、ごく自然に地域の中で一人暮らしをしてみたいと考えている方々を、精神保健福祉の専門知識を持ったスタッフ、ボランティアが支えています。「RUMAH(家)」という言葉に、「りおん(リスとライオンから生まれた想像上の動物)」「セシエン(睡蓮)」という言葉をつけた名前のホームは、優しく逞しく、個性が花開くような生活を送って欲しいという願いが込められ、個人を尊重したワンルーム形式となっています。入居希望者に対しグループホームが足りない現状に、間もなく追加設置され、以後も追加を検討中です。 【相談支援事業所・ぞうの耳アピエ】 作業所での活動や、グループホームでの生活が出来ない方でも、電話・Fax・メール等で相談を受け付けており、気軽に利用できる窓口となっています。利用内容は専門の相談支援員が日常生活の相談、自立支援、福祉サービス利用の援助や情報の提供、就労に関する相談・支援と、民間賃貸住宅への入居を支援する「あんしん賃貸事業」「居住支援制度」などがあります。ぞうの耳のように大きな心で、精神障がい者本人や家族・関係者からの相談を受け付けています。 また、間もなく地域生活支援センターとして、相談する以外にも地域交流など気軽に立ち寄れ、利用者の憩いの場となる施設も設置される予定です。 社会福祉法人アピエでは全ての施設において、精神保健福祉の専門知識を持った常勤・非常勤のスタッフとボランティアが、利用者本人の尊厳を保持し、自立した生活を地域社会において営むことができるように、それぞれが話し合いながら支援活動を行っています。地域社会とも積極的に関わり、秋には作業所から「しあわせを呼ぶコンサート」「区民祭」への参加が予定されています。こうした活動は利用者の励みになるとともに、作業所やホームの存在を広くアピールする場ともなっています。
日常生活の不安や社会生活の支援など精神障がいを持つ方のお悩み、一緒に支援してくださる方など、お気軽にお問い合わせ下さい。社会福祉法人アピエ、相談支援事業所・ぞうの耳・アピエ、または宮前区の保健福祉センターで受け付けています。
相談支援事業所 ぞうの耳・アピエ
問合せ先 お手紙 216-0003 川崎市宮前区有馬6-10-26 内田コーポ105 電 話 044-855-3922 Fax 044-866-2196 メール apie-soudan@f08.itscom.ne
(問)社会福祉法人アピエ
電話 044-855-4380 Fax 044-855-0467
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