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市民活動情報

第28回 食道文化研究会

食卓へ上がる前の、食材の本来の姿をご存知でしょうか。
食卓へ上がる前の、食材の本来の姿をご存知でしょうか。
普段の生活の中で、毎日接する「食」。畑で土から掘られた根菜が、綺麗に洗われ調理しやすいよう切られて販売される。魚はほとんどが切り身や三枚に下ろされ、その魚の本当の姿を目にする機会も少ない。その為、自分達が口にする食べ物が、どのようにして食卓にあがるのか知る事も難しくなってしまった。昔から食道文化に興味を持ち、現在の食道文化のあり方に違和感を覚えていた代表が、親しい仲間を集めて、2008年4月に設立したのが、食道文化研究会です。
勉強会では、食道文化に関する話題を学びます。
勉強会では、食道文化に関する話題を学びます。
会では、最近、ニュースでも頻繁に目にする「食のあり方」「食料自給率」などについても、積極的に関心を持っています。地元の食材を、生産者の顔が見えるくらい身近に感じ、それを大切に食べるという私たち消費者の行動が、地元の生産者を支え、食料自給率の向上に繋がるのではと期待しています。活動の中で、今後そうした地元の生産者との交流や、地元の食材を使った料理教室などに行ってみたいという声も聞かれ、これからのさらなる活動が期待されます。
設立されて、1年未満。その中で、勉強会を重ね、食道文化に関して様々な問題を取り扱ってきました。学校給食では地産地消を年1回川崎市全校でたべていること、川崎市内産、神奈川県内産の農産物を食材として給食献立を組むよう取り組んでいる最中であることなどを、会員と募集を見て参加された方が学んでいます。また、第2回勉強会では、「もったいないという思いの大切さ」、参加者から大きな関心を集め、捨てる方も多い大根の葉や皮、椎茸の軸、魚の骨部分など、少しの工夫で食べることが出来る食材を紹介しました。
「もったいない」は、日本人の「道徳心」から出た気持ちの表れとも言えましょう。
活動に興味をお持ちの方なら、どなたでも参加出来る勉強会です。
活動に興味をお持ちの方なら、どなたでも参加出来る勉強会です。
また、食器の持ち方、食べ方の作法、そしておせち料理に代表されるような、伝統ある和食の文化も大事にしたいと思っています。食のあり方、食物の扱い、それら全てを「食道」として考え、その文化を守り受け継ぐ活動を、会の設立を機に、始めたばかりです。
 こうした勉強会は、月に1回程度開催され、会員以外でも、宮前市民館での募集案内や、会HPの案内をきっかけに参加される方がいます。これまでに、「命の無駄」について、「いのちの大切さ」など、毎回、違うテーマを題材に取り上げ、初めての方でも気軽に参加する事が出来ます。不定期ですが、講演会も開催しています。

 毎日食べる「食」だからこそ、きちんと向き合い、学ぶ事も大事だと考えています。食道文化研究会では、勉強会・講演会への参加者、一緒に活動を支える会員を募集しています。お気軽にお問い合わせ下さい。
食道文化研究会
問い合わせ
電話 090-6926-5326
メール paradaisu@adagio.ocn.ne.jp
HP http://shoku-do.org/