平成29年(2017年)9月13日
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成29年第36週)を作成しましたのでお知らせします。
第36週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)感染性胃腸炎 3)ヘルパンギーナでした。
手足口病の定点当たり患者報告数は7.35人と前週(9.22人)から減少しましたが、例年より高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.76人と前週(3.43人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
ヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は2.16人と前週(2.65人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“インフルエンザの流行期が始まる前に!”について取り上げました。
平成29年9月11日、川崎区内の小学校において、今シーズン初めてインフルエンザによる学年閉鎖の報告がありました。今年は8月にも保育園等で集団感染事例が発生しており、夏季にもかかわらず例年と比べて報告数が多くなっています。今のところ流行期ではありませんが、予防対策を行うことは重要です。