地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、川崎市宮前区の地域ポータルサイト「宮前ぽーたろう」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

川崎市宮前区の地域ポータルサイト「宮前ぽーたろう」

川崎36景

第2景 岡本太郎美術館のシンボル 母の塔

芸術は爆発だー!

どんより曇った冬のある日、閉園15分前の生田緑地<br>
どんより曇った冬のある日、閉園15分前の生田緑地
多摩区は生田緑地。
市内最大の緑の宝庫、生田緑地は、緑の中の散策だけでなく、「日本民家園」「青少年科学館」「ばら苑」「伝統工芸館」など多くの施設があり、年齢に関係なく楽しめ学習できる場所になっています。
駐車場から坂を上って「日本民家園」を過ぎると「青少年科学館」。
入り口近くには「犬やねこを捨てないでください」のせつない立て札が…
かわいそうに、きっと今までに捨てられた犬やねこがたくさんいたのでしょう。捨てねこを最高7匹まで面倒みたことある筆者には、とても心の痛む立て札です。みなさん動物は責任を持って面倒みなくちゃだめですよほんとに。もうほんとになんだから!
問題の立て札
問題の立て札
ねこの表情にせつなさ倍増
ねこの表情にせつなさ倍増
青少年科学館の外には、かつて活躍していた列車や機関車が展示してあり、子どもといわず大人にも楽しい場所になっています。
国鉄時代、実際に活躍していたブルートレイン。科学館の開館日には車内見学できます。
国鉄時代、実際に活躍していたブルートレイン。科学館の開館日には車内見学できます。
D51型機関車「デコちゃん」<br>昭和15年に作られ、戦争の真っ只中、日本各地でお国のためにはたらいた機関車です。
D51型機関車「デコちゃん」
昭和15年に作られ、戦争の真っ只中、日本各地でお国のためにはたらいた機関車です。
どんより曇った冬のある日、閉園10分前の池のほとり。
どんより曇った冬のある日、閉園10分前の池のほとり。
岡本太郎美術館は、さらに林の奥。美術館へ続く高い木々の間の道のりがデートコースにぴったりでいい感じ。冬の日暮れ、しかも一人だとさらに寒さが身にしみますが。
寒い日の階段って、けっこうキク。。
寒い日の階段って、けっこうキク。。
有名な生田緑地といえども、さすがにこの季節は人がいないだろうと思いきや、散策の人がいたのは意外。
夕ぐれ間近ということもあって、子どもの姿は見られないけど何組かのカップルの姿がありました。若い二人からそうでない二人まで、年齢に関係なく美術館デートを楽しんでいる様子。カフェテリアには愛犬を連れた老夫婦が仲むつまじくコーヒーを飲んでいたりして…いいなぁ~。

あ、見えてきました、母の塔。
でっかーーーい!
でっかーーーい!
そして見えてきた岡本太郎美術館のシンボル、高さ30mの「母の塔」。
遠くから見るとそれほど感じられなかったんですが、近くにいくとホントにでかい!
これは、
「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」
「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」
「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」
をイメージした岡本太郎氏の原型を忠実に再現して製作され、多摩川湖畔にある、岡本かの子(太郎の母 歌人・小説家 代表作に「母子叙情」「老妓抄」「生々流転」などがある)の文学碑(高津区 二子神社)「誇り」と向かい合うように建てられているそうです。
訪れた際は、ぜひこの下での撮影がおススメ。ダイナミックさをモロに感じられます!
さすがにこの季節、閉館時の美術館まわりは無人。
記念だからとっちゃおうっと。セルフタイマー覚えてよかった。
こんな自分が好き<br>(セルフタイマー1)
こんな自分が好き
(セルフタイマー1)
こんな自分が好き<br>(セルフタイマー2)
こんな自分が好き
(セルフタイマー2)
世界の巨匠、岡本太郎と一緒だとぜんぜん恥ずかしくない! むしろ、見て!
コートでカメラを固定したため薄着なのですごく寒いが、芸術をかみしめているとそんなこと忘れてしまう。
千葉の母にとどけ! 娘の愛。<br>カラスが一羽だけ愛の姿を見届けてくれた。
千葉の母にとどけ! 娘の愛。
カラスが一羽だけ愛の姿を見届けてくれた。