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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和3年第41週)

発表日

令和3年(2021年)10月20日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和3年第41週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第41週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)流行性角結膜炎 3)手足口病・ヘルパンギーナでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.14人と前週(2.05人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は0.56人と前週(0.22人)から増加しましたが、例年より低いレベルで推移しています。
 手足口病の定点当たり患者報告数は0.46人と前週(0.46人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
 ヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は0.46人と前週(0.62人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。

  今週のトピックス
 “季節外れの夏かぜ~手足口病・ヘルパンギーナ~”について取り上げました。
 手足口病やヘルパンギーナは、エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスなどを原因とする感染症で、 通常、乳幼児を中心に夏季に隔年で流行します。
 新型コロナウイルス感染症の流行が始まった令和2年は、ほとんど報告がありませんでしたが、今年はヘルパンギーナの患者報告数が、第40週(令和3年10月4日~10日)、第41週(10月11日~17日)にそれぞれ定点当たり0.62人、0.46人と秋口からやや増加しています。
いずれの疾患も、おおむね予後は良好ですが、まれに重症化することもありますので、念入りに手洗いをする、トイレやおむつ交換の後は排泄物を適切に処理する、タオルの共用は避けるなどの予防対策を徹底しましょう。

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