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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第38週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第38週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第38週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 手足口病の定点当たり患者報告数は10.25人と前週(9.95人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は4.12人と前週(4.90人)から横ばいでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.69人と前週(3.11人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“9月24日~30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です!”について取り上げました。
 令和6年9月24日から9月30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です。
 川崎市における令和5年の結核罹患率は、令和4年から増加して8.5(人口10万対)となり、全国や神奈川県全体を上回っています。結核の初期症状は咳や発熱等、風邪に似ているため、気が付かないうちに進行することがあります。咳や痰が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
 また、秋から冬にかけて流行する呼吸器感染症でも発熱や咳はみられます。呼吸器感染症の多くは飛沫感染や接触感染で広がるため、手洗いや咳エチケット等の基本的な感染対策を徹底しましょう。なお、ワクチンが有効な疾患もありますので、対象となる方は接種を御検討ください。

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