市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和8年第20週)」を作成しましたのでお知らせします。
第20週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)流行性角結膜炎でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.35人と前週(1.95人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は1.78人と前週(1.14人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は0.67人と前週(1.38人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“ダニが媒介する感染症に気を付けて!”について取り上げました。
ダニの活動は春から秋にかけて盛んになるため、これからの季節はダニに咬まれる危険性が高くなります。病原体を保有するダニに咬まれることで、つつが虫病や日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)等のダニ媒介感染症にかかることがあります。中でもSFTSは、平成25年に国内で初めて報告され、西日本を中心に報告されてきましたが、令和7年以降、東日本でも患者が発生し、神奈川県内での感染が推定される事例も報告されています。
ダニから身を守るためには、山や畑等で活動する際は長袖・長ズボンを着用する等、肌の露出を減らすことが大切です。また、ダニの付着に気が付いた場合は、無理に引き抜かず、医療機関で処置をしてもらい、数週間程度は体調の変化に注意をしましょう。