市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和8年第23週)」を作成しましたのでお知らせします。
第23週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)手足口病でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.41人と前週(3.16人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.27人と前週(2.27人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
手足口病の定点当たり患者報告数は1.03人と前週(0.78人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“夏から秋にかけて御用心~腸管出血性大腸菌感染症~”について取り上げました。
腸管出血性大腸菌感染症は、毒素を産生する大腸菌を原因とする感染症です。菌に汚染された食肉、調理器具や人の手を介して菌で汚染された食品等を口にすることで、食中毒を引き起こすことがあります。また、菌が排泄された患者の便に触れることで、人から人への二次感染も起こします。
症状は、軽い下痢に留まることもありますが、激しい腹痛や血便を呈し、合併症を併発すると重症化して死亡する場合もあります。
令和8年の川崎市内の報告数は例年よりも多く、第23週(6月1日~6月7日)までに計13件となっています。夏から秋にかけて報告数が増える傾向があるため、食品の取扱いや手洗いなどの対策を特に徹底しましょう。