川崎36景
タイトルにも「明治大学 黒川農場」とありますが、この黒川農場は、大学のキャンパスというイメージではなく、農業実習のための施設です。
その黒川農場の中の「自然生態園」が、2012年より一般開放されているのをご存知ですか?
明治大学黒川農場は、麻生区黒川にあります。川崎市の中でも緑の多い、自然溢れる場所ですね。
黒川駅から歩くこと約30分弱、ちょっとした運動になる距離です。
周りの景色はこんな感じ
入り口が見えるとほっとする…
入り口前のちょっとしたほっとスペース。
入場は無料ですが、入り口で記帳する必要があります。
記帳が済んだら、入園証を持って、さあ自然にふれあいにいきましょう!
黒川農場自然生態園は、農場の建設前よりその場所に生息する動植物の場です。
雑木林や小川、草地があり、丘陵地の自然をコンパクトに理解できる形になっているのです。
さあ、自然の中へGO!
土がほどよく柔らかくて歩き心地のよい歩道でした。
雑木林ゾーン。
歩くところはきちんと管理されており、歩きやすくなっていますが、回りは自然そのままです。虫や動物なども生息しているので、遭遇することがあるかもしれませんね。
生態園内では、昆虫や植物の採集はできません。自然はそのままにしておきましょう。
木々の中には研究のために印がついているものもありました。
木の根っこが持ち上がっているところも。
階段もあるので、気をつけて歩きましょう。
ちょっとした休憩ができるベンチがうれしいですね。
といっても、園内での飲食・喫煙はできませんのでご注意を。
生態園で観察された動物の写真がありました。
いろいろな動物が確認されています。
調整池
調整池には、カエルやトンボなどが生息しているほか、カルガモが泳ぎに来たり、カワセミが姿をあらわすこともあるそうです。
生態園は、普通に歩くと15分程度で一周することができるので、自然を観察しながら歩くのもよいですね。
自然を大切にする気持ちが生まれてくる15分間をぜひ体験してみてください。