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みやまえ子育てガイド「とことこ」

子育て

【こどもの成長】~1歳

こどもの様子

6か月を過ぎると身近な人の顔がわかり、あやしてもらうと喜びます。座る、這う、立つ、つたい歩きといった運動機能が発達して、子どもの遊びや生活空間を大きく変えていき、歩行へと発展していきます。また、腕や手先を意図的に動かせるようになり、周囲の人や物の興味を示して探索活動が活発になります。さらに、言葉がわかるようになり食事も乳幼児食から幼児食になっていきます。

7か月頃、お座りができるようになり、座った姿勢でも両手が自由に使えるようになります。
また、この時期には人見知りが激しくなりますが、一方見慣れた人には、その身振りを真似て「ニギニギ」をしたり、這い這いで近づいたり、積極的に関わりを持とうとします。この気持を大切に受入れ応答することが情緒の安定にとって重要です。こうした大人との関係の中で喃語は変化に富み、ますます盛んになります。人見知りの時期が始まります。人見知りは特定の大人や見慣れた人とのかかわりの中で、信頼関係ができた証で、知らない人に対しての不安の感情です。

9か月ころまでには、這うことや両手に物を持って打ち付けたり、たたき合わせたりする事ができるようになります。身近な大人との強い信頼関係に基づく情緒の安定を基盤にして探索活動が活発になっていきます。また、情緒の表現、特に表情もはっきりしてきて、身近な人や欲しいものに興味を示し、自分から近づいていこうとするようになります。さらに、簡単な言葉が理解できるようになり、自分の意思や欲求を身振りなどで伝えようとします。

1歳前後には、つかまり立ち、つたい歩きもできるようになり、外への関心もたかまり、手押し車を押したりすることを好むようになります。また、喃語も会話らしい抑揚がつくようになり、次第にいくつかの身近な単語を話すようになります。

大事にしたいこと

自力移動が出来るようになり、様々なものに手を伸ばしたり、確かめようと口に入れたりします。危険なものや触れられて困るものは手の届かない所に片づけましょう。
●這い這いは様々な子どもの能力を育てます。這い這いを十分に経験できる環境を作りましょう。

●早寝早起きを基本に、一日の生活リズムを一定にして過ごしましょう。

●ゆっくりと優しく話しかけるなど積極的に話相手になり、言葉のやりとりを楽しみましょう。

●家庭の中だけではなく、積極的に外へ出る機会をつくり、身近な自然や外の社会に関わりましょう。

●歌や音楽を聞かせる機会もつくりましょう。好きな歌や音楽は繰り返し満足感を味わえるように。また、大人の動作を真似る喜びを味わえるようにしましょう。