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技連協活動レポート

第32回かわさき市民祭り

川崎市技能職団体連絡協議会(技連協)が活動をアピール

カッティングシートを使って看板作りの基本を指導(3日目)

技連協の3日目のブースには神奈川県広告美術協会川崎支部が出展しました。
技連協の3日目のブースには神奈川県広告美術協会川崎支部が出展しました。
技連協の3日目のブースには神奈川県広告美術協会川崎支部が出展しました。同支部は、主に屋内外の広告看板製作の技能者が加盟している団体です。当日はカッティングシートで伝言板を作るコーナーを設け子供たちにものづくりの体験をしてもらいました。大きな看板も基本は同様な作業で作られて行きますので、ものづくり体験と同時に広告看板製作の初歩的な知識を知ってもらうための活動ともいえます。このような活動は、てくのかわさきで毎年9月下旬に行われる技能フェスティバルや今年8月に神奈川県主催で行われたものづくり体験教室などで年に4回ほど行っています。
カッティングシートは、描くイラストをあらかじめいくつかのパーツに分けて貼り付けてあります。そのパーツをはがし、伝言板に本来の形に貼り付けて完成させます。以前はパーツも最初からカッターで切ってもらっていたとのことですが、普段あまりカッターを使う経験のない子供の安全を考えてあらかじめ部分ごとに切り離しているそうです。ただ、パーツを1枚ずつ直接張り付けていくと、どうしてもピタッとはりつけるのが難しく元のイラストの形にすることができません。そこで登場するのが「リタックシート」です。
リタックシートとは粘着性の弱い透明の転写シートのことで、はがした絵や文字をそれに挟み込み、いったんそれに貼り付けます。リタックシートに貼り付けた絵や文字を伝言板に再度貼り付けると上手くいくという次第。この方法をマスターしておくとTシャツなどにお好みの絵や文字を張り付けてオリジナルなものを作ることもできます。
カッティングシートからパーツをはがします。
カッティングシートからパーツをはがします。
いったんリタックシートに貼り付けます。
いったんリタックシートに貼り付けます。
リタックシートに貼り付けた絵を伝言板に貼り付けます。
リタックシートに貼り付けた絵を伝言板に貼り付けます。
同じ要領で全部のパーツを伝言板に貼り付けて行って完成。
同じ要領で全部のパーツを伝言板に貼り付けて行って完成。

おまつり広場では他の技連協の加盟団体のブースも

ふるさと交流広場での出展以外にも、川崎競輪場周辺に作られたおまつり広場でも技連協に加盟するさまざまな団体がブースを開いていました。
川崎洋装組合のブース。山形名産の山菜つけものも販売されていました。
川崎洋装組合のブース。山形名産の山菜つけものも販売されていました。
掘り出し物いっぱいの川崎塗装工業会さん。
掘り出し物いっぱいの川崎塗装工業会さん。
川崎建具業組合のブースでは、丸太切り体験など実際に木材に触れ合う機会を提供していました。
川崎建具業組合のブースでは、丸太切り体験など実際に木材に触れ合う機会を提供していました。
切った丸太はお持ち帰りできます。
切った丸太はお持ち帰りできます。

「技能ルネッサンス かながわ2010」に向けて

来年10月に開催される「技能ルネッサンス かながわ2010」のキャラクター「カモメン」。
来年10月に開催される「技能ルネッサンス かながわ2010」のキャラクター「カモメン」。
写真の伝言板のイラストは「カモメン」。来年10月に「神奈川で競え、この技、この技術」をキャッチコピーに行われる「技能ルネッサンス かながわ2010」のキャラクターです。同イベントは「第32回全国障害者技能競技大会(10月15日~17日)」と「第48回技能五輪全国大会(10月22日~24日)」を神奈川県内で開催するものですが、技能五輪全国大会の約40種類の競技種目のうち、一部は川崎市とどろきアリーナと川崎市体育館でも行われる予定です。ものづくりのまち川崎ならではの盛り上がりを見せることでしょう。