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技連協活動レポート

技能五輪併催イベント「かわさきものづくりフェスタ」

全国へ川崎のものづくりの魅力をアピール!

あちこちに楽しいコーナーが満載!!

子どもから大人まで、楽しみながら川崎のものづくりを体感できるコーナーが盛りだくさんだった「ものづくりフェスタ」。爽やかな秋晴れも手伝って、行楽がてらに訪れた親子連れが大勢目立ちました。来場者の人気を集めた各コーナーをご紹介します。

かわさきロボット競技大会バトルエキシビジョン、各種ロボットの体験操縦

川崎市では、ロボットの製作を通してものづくりに携わる人材を育成しようと、川崎市産業振興財団の主催で、毎夏、「かわさきロボット競技大会」が開催されています。メカ好きの若者から熱い注目を集め、毎年、200以上のチームが出場して、ロボット製作の技術を競っています。内容は、脚・腕構造を持つラジコン型ロボットによる異種格闘技戦。「ものづくりフェスタ」では、ロボットの体験操縦の他、競技大会の模擬試合が行われ、大会の猛者12台がエントリーし、トーナメント試合を戦いました。
金属へら絞りの技術で作った優勝カップを授与する鍵屋さん(左)
金属へら絞りの技術で作った優勝カップを授与する鍵屋さん(左)
ロボットはサイズと重量、モーターに規定があり、試合は3ラウンド制。脚と腕を使って相手を引っくり返すか、リング外に出せば勝ちです。技能五輪会場の入り口近くに設けられたリングを囲み、男の子やお父さんら大勢のギャラリーが手に汗握って見守る中、熱戦が繰り広げられました。入賞チームへは、かわさきマイスターの鍵屋清作さんが金属へら絞りの技術で作ったぴかぴかの優勝カップがご本人から授与され、喜びもひとしおの様子でした。

「Buyかわさきキャンペーン」による川崎の名産品販売

川崎市と川崎商工会議所が共同で名産品をアピールするなどして市内で買い物をしてもらおうという「Buyかわさきキャンペーン」を実施しています。この日は饅頭、煎餅、ケーキなど、お祭りのお土産にもぴったりな商品が並べられ、来場者の目を引いていました。中には、日本で初めて開発されたぶどう糖タブレットなど、珍しい商品も。
トントコ、トントコ、飴を切る職人さん
トントコ、トントコ、飴を切る職人さん
川崎大師の表参道に本店を構え、とんとこさらし飴、せきのど飴でお馴染みの松屋総本店も出店し、トントコ、トントコ、と、職人さんがリズム良く、柔らかい飴を切り分けていました。

川崎フロンターレのアトラクション

サッカー少年たちに大人気のキックターゲット
サッカー少年たちに大人気のキックターゲット
J1で活躍する地元のサッカークラブ、川崎フロンターレもアトラクションで参加。1回500円で必ずグッズがもらえるグッズガラポンと、合計2回のフリーキックで100点をゲットすると選手のポスターがもらえキックターゲット(参加無料)を実施。特にキックターゲットは大人気で、サッカー少年たちが大勢、列を作っていました。
「ふろん太」君(左)と「ばいぞーくん」のツーショット
「ふろん太」君(左)と「ばいぞーくん」のツーショット
川崎フロンターレマスコットの「ふろん太」君が会場のあちこちで愛嬌を振りまき、「Buyかわさきキャンペーン」のイメージキャラクター、「ばいぞーくん」とツーショットで写真撮影に応じる場面も見られました。

「川崎ものづくりブランド」製品及び「川﨑ものづくりPR製品」の展示

川崎市では、地元のものづくりの技術から生まれた優れた工業製品を「川崎ものづくりブランド」に認定し、その魅力を国内外に発信しています。会場の一角に設けられたスペースには、精密機器や高感度の音声拡聴器、遊具など、川崎市が誇るブランド製品が並べられ、来場者の関心を集めていました。
竹をイメージしたECO箸&箸箱
竹をイメージしたECO箸&箸箱
川﨑ものづくりPR製品の中には、竹を主原料とした樹脂を使用し、笹と節をイメージしたユニークなECO箸&箸箱も。「ずっといいものを作ってね」と励ましの言葉をかける来場者もいて、各企業の担当者も嬉しそうに対応していました。

ドラえもん熱気球「バルえもん」が登場

大空から「僕、バルえもん~」
大空から「僕、バルえもん~」
催し物広場にやってきたのは、全長約30メートル、幅約18メートル、重量約510キログラムのドラえもんの熱気球「バルえもん」。午前と午後の2回、送風機とバーナーで丸々と膨らんだ「バルえもん」が空中に浮かび上がると、見物客から大きな歓声があがりました。午前中は風が強く、20分程度の係留に留まりましたが、午後は風もおさまり、1時間近くも空からユーモラスな姿を見せてくれました。これは、来年9月3日に川崎市多摩区の生田緑地に開館予定の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」のカウントダウンイベントの一環。藤子・F・不二雄氏の代表作の原画を展示したり、キャラクターと遊べるコーナーがあり、幅広い世代の方が楽しめるミュージアムとなる予定で、オープンが今から楽しみです。

かわさきマイスターのコーナー
かわさきマイスターのコーナー
技能五輪の競技会場では出場者が一心不乱に課題に取り組み、空気がピンと張りつめていましたが、「ものづくりフェスタ」の会場はどこも楽しい雰囲気があふれ、来場者を和ませていました。驚いたのは、技能五輪を見学にきた外国人団体がちらほらと見受けられたこと。この方たちはかわさき ものづくりフェスタの様子を見て、川崎市が日本のものづくりの一角を大きく担っていることを、実感されたのではないでしょうか。43職種65団体で構成されている川崎市技能職団体連絡協議会は、まさに川崎の技能職の層の厚さを示しています。
「とどろきアリーナ」で競われた技能五輪の職種は、機械組立て、電工、機械製図、工場電気設備、洋裁、和裁の6つ。写真は機械組立て
「とどろきアリーナ」で競われた技能五輪の職種は、機械組立て、電工、機械製図、工場電気設備、洋裁、和裁の6つ。写真は機械組立て