川崎36景
川崎は、ドラマや映画などのロケが多いことでも知られているまち。
有名なところでは「川崎市役所」。
いままでにも多くのロケがされているのだ!
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市役所でろけぷれ!「日本一ドラマティックな市役所を探れ!」の巻そんな川崎で2009年2月、「ロケ隊に紹介できる川崎ならではの名物弁当を作ろう!」というイベント「お弁当ォリンピック」が開かれた。
これは、ドラマや映画の撮影などを川崎に誘致する活動をしているNPO「かわさきムーブメント応援隊」が行ったイベントで、事業者の部グランプリはロケ隊に紹介されるというもの。
今回は、その「お弁当ォリンピック」事業者の部グランプリに輝いた「アジ川弁当」を紹介します!
川崎駅のホームから見た桜。
満開だ~~!
春の川崎駅。
ホームからだってお花見ができる!
あ~、お弁当の取材、うれしいなぁ~~
できればそれ持ってお花見にレッツゴーしたい…
お店に行く道沿いで出会った、これから食べられてしまうと思われるフグ。
この信号からもうちょっといったらお弁当に会える!
おお、いきなりの中国!
美しい。
ウキウキして歩いてたら、うっかりお店を通り過ぎてしまった。こんなに目立つのに…
お店の前にはお料理の写真がたくさん出ているけど、お弁当のことはひとことも書かれていない。
アジ川弁当、今日食べられるのかなぁ…?
川崎店は昨年オープンしたばかりだそう。
お弁当のこと、どこにも書いてないよ~
ずらっと並んだ急須のオンパレード!
お店にはいるとまず目に入るのは、レジ後ろにある中国茶の急須。ずらっと並んで25個ある。
と、店内に目をやると、またそこにはたくさんの急須。
急須だらけだ。でもまたそれがかっこいい!
ここにも急須。
ここにも急須。
たまにこんなのも。
お店の奥では女の子たちが餃子を包んでました。
いつもニコニコしてるママ。
そしてママの庄司さん登場。
笑顔がかわいいのママさんだ。
そして待ってました!
出来たてのアジ川弁当! か、かなりでかい!
まだホカホカしてる。
美味しそう~!
ママさんに聞きました。
アジ川弁当ってネーミング、おもしろいですね。
アジア+川崎、で、アジ川弁当なんです。わかりやすいでしょ?(笑)アジアと川崎を一緒にしたの。
たしかにわかりやすい!
で、どのへんがアジ川のポイントなんでしょうか?
ごはんのところ、見てください。海苔と梅干が川の字みたいに並んでます。ここが「川崎」。梅干は日本です。それからキムチ、これは韓国。あとはほとんど中国。だってうち中華料理のお店だから(笑)。
ひとつのお弁当で、できるだけ多くの味を楽しんでもらいたい、という気持ちからできたこのお弁当。おかずの種類も多いけど、それぞれの量も多い。とにかくボリュームがある。
話ながら、コロコロ笑うママさん。
こっちもつられて笑ってしまう。
あ、そうそう、お店の中には中国茶の急須がいっぱいありますね。これにはどんな意味があるんですか?
ああ、これはね、内装の人がやったの。特に深い意味はないです~(笑)
そ、そうなんですか。笑いながらあっけらかんと言われて納得。それにしてもざっくばらんなママさんです。
奥の個室は落ち着いた雰囲気。
中国の父と日本の母をもつというママ、庄司さん。
結婚してから20年以上日本で生活している。
でもね、お店の人がみんな中国人だから、中国語でしゃべってばかり。だから日本語ヘタ(笑)。
アルバイトの女の子たちも、中国からの留学生が多く、まだまだ日本語が流暢に話せないのだそう。
調理場のコックさんも、中国の一流ホテルの料理人として働いていた人たちばかりなので、味には絶対の自信があるとのこと。
隣のテーブルに座っているお客さんたちの会話が聞こえてくる。
カップルだけど、どうやら女性のほうが常連さんっぽい。
「ここね、美味しいんだけど注意して!とにかく量がハンパじゃないんだから。うっかりたのむと食べきれないよ」
うんうん、それはこのアジ川弁当みてもわかる。すごいもん、ほんと。
「お弁当ォリンピック」でグランプリをとってからは、お弁当の注文もけっこうきているそう。
川崎でロケするときの楽しみはアジ川弁当! っていう俳優さんたちもきっと出てくることだろう。
もちろん、ロケ以外でも注文すれば作ってくれます。
また、4月18日~19日の
かわさきアジアンフェスタでは、特別販売もするそうですよ!
ぜひ一度ご賞味あれ~!
香楽園のアジ川弁当 800円なり!
中国式居酒屋 香楽園 川崎店
神奈川県川崎市川崎区砂子2-9-11 あさひビル1F
TEL.044-211-2633
こどもも大人も楽しめるねこカフェです。