地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、川崎市宮前区の地域ポータルサイト「宮前ぽーたろう」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

川崎市宮前区の地域ポータルサイト「宮前ぽーたろう」

川崎36景

第8景 宮前平駅前 小台稲荷神社のおきつねさま

左側には「八幡神社」って書いてあるのもあるけど、あえてここはお稲荷さんをアピール。
左側には「八幡神社」って書いてあるのもあるけど、あえてここはお稲荷さんをアピール。
宮前平駅前にある八幡神社と並んでいる小台稲荷神社。
今年のお正月、初めて巫女さんが登場したことでもちょっと話題になったお稲荷さまです。
駅のホームからも見えるので、そのうち行ってみようと思いながらいつも通り過ぎていたところです。あまりにも駅に近いので、いつでも行けるような気になってしまって……
けっこうそういう人、多いのでは!?
やはりメインは八幡神社、らしい。
やはりメインは八幡神社、らしい。
鳥居の真ん中にはしっかり「八幡神社」とかかれていますが、上にはちゃーんとお稲荷様もいます。

お稲荷さんというと、私のおばあちゃんが昔、よく油揚げを持って、商売繁盛のお願いをしていたのを見てたので、てっきり商売の神様だと思っていたのですが、本来は穀物や農業の神様なのだそうです。
しかし、本当にきつねの好物って、油揚げなんでしょうかね。。。
うぁー、階段のぼりたくなーい。
うぁー、階段のぼりたくなーい。
しかし、この階段…

小さな神社だとたかをくくっていたけれど、意外とこの階段は手ごわそう。急じゃん、けっこう。
気温35度の日にのぼりたいとは思わない…
でも、のぼらないことにはお稲荷さんもみられないわけなんで、がんばっていってみるか。
半分までのぼったところ。<br>なさけないことに、すでにお疲れ気味。
半分までのぼったところ。
なさけないことに、すでにお疲れ気味。
全部のぼりきったところ。<br>メタボ女史にはちときついです。
全部のぼりきったところ。
メタボ女史にはちときついです。
八幡神社(左)と小台稲荷(右)
八幡神社(左)と小台稲荷(右)
階段をのぼったところにある、八幡神社と小台稲荷。

足元の砂利の部分もきれいに掃除されていて、雑草なども見当たらない。

高台になっているので、風のとおりもよく気持ちいい。
首に巻いてたタオルで顔中ぐるっと拭きながらひとやすみ。

あー、水筒もっててよかった。。

さすがに8月の正午にお参りにきている人はいませんね。
今日のメインは、お稲荷様。<br>きつねさまにもごあいさつしよう。
今日のメインは、お稲荷様。
きつねさまにもごあいさつしよう。
稲荷の神、御饌津(みけつ)神を「三狐神」と書いたことから狐(きつね=けつね)がおつかいとなった、という説があります。昔話の中では、穀物を食べに来るネズミを狐が退治してくれるので、狐を穀物の守り神と考え、そこから結び付いたという話もあるようです。

※「稲荷」とは本来五穀をつかさどる、倉稲魂神(ウカノミタマノカミ)ですが、別名で御饌津神(みけつかみ)とも呼ぶことがあります。
現代では、普段の生活で狐にあうことはほとんどありませんが、昔はきっと裏山などの狐に出会うのもよくあることだったんでしょうね。
左のきつねは玉を、
左のきつねは玉を、
右のきつねは巻物をくわえています。
右のきつねは巻物をくわえています。
きつねさまごめんなさい。
本日とおりすがりに取材させていただいたもんで、油揚げを用意していません…

丁重にお礼をして、帰り道、熱中症になりませんようにとお願いしてきました。
目のあたりがちょっと鉄人28号っぽくてりりしい。
目のあたりがちょっと鉄人28号っぽくてりりしい。


夏には緑がきれいな坂道です。
夏には緑がきれいな坂道です。
【近くのおすすめ情報】

坂道は続くよ、どこまでも「第1回「富士見坂」の巻」
宮前平の駅から宮前区役所にかけての坂道は富士見坂という愛称で親しまれています。

川崎36景「第10景 宮前平の道、など」
富士見坂を歩いてみました。