かわさきマイスター活動レポート
東生田小学校５年生105名見学
多摩区総合庁舎かわさきマイスター匠展に訪れ、先生の注意事項を聞く子供たち
１５時頃には、東生田小学校の５年生１０５名が先生に連れられて見学に訪れ、チームにわかれて約５分ずつそれぞれのマイスターのお話を伺って、知りたい点を質問をし、とても有意義なひとときを過ごしました。
川崎市の方の指導を熱心に聴く生徒たち
子供たちは先生の注意を聴いたあと、川崎市の方によるかわさきマイスターについての説明に聴き入っていました。
子供たちに、熱心に分かりやすくユニバーサルファッションについて説明される栗田さん。
小学生の、「体が不自由な方のために造る服は、どのようなことを気をつけてつくるのですか？」との質問に、「軽く、明るい色で、その人の好みに合わせて造るのですよ」と生き生きとした表情でお話されておられました。
優しく子供たちにシュロ縄結びを指導する井上さん。子供たちも楽しそうです。
「大人になったら、服を注文するとき、オーダーメイドの服は着やすくて良いですよ。自分でデザインすると、尚良いですよ」と、熱心に説明する只木さん。
畑さんは子供たちに、手造りソーセージやハムの美味しさや素晴らしさについて熱心に説明。
次々と飛び交う子供たちの質問に、分かりやすく丁寧に答える磯野さん。
磯野さんの彫られた双龍の展示を見て、「すごいね」と感嘆の声をあげている子もいました。
先生の質問に次々と手を挙げて、かわさきマイスターの活動についての感想を答える子供たち
見学が済んでから、先生の、「どんなところが印象に残りましたか」という質問に、小学生たちは、次々と手を挙げて「かわさきマイスターの人たちは、みんなのために活動しているので勉強になった」「街を歩いていて、体の不自由な人に思いやりを持とうと思った」「こんな結びがあるんだなぁと思って面白かった」などと答え、小学校に帰ってから翌日は、感想の文章をまとめたということです。
この体験は、子供たちの心に貴重な思いでとして残り、また手造りの技能の素晴らしさが伝わったにちがいありません。
